こんにちは!みらいです。
今回はお金を増やす手段を徹底比較しました!
「お金を増やしたい」と思ったとき、みなさんはどんな方法を思い浮かべますか?
銀行に預ける、宝くじを買う、パチンコで勝負する、競馬で一発逆転を狙う、株や債券に投資する…。
世の中にはさまざまな選択肢がありますが、実際に「リターン」を冷静に比較すると、それぞれの手段には大きな差があることがわかります。
今回は、投資・現金・宝くじ・パチンコ・競馬 の5つを詳しく見ていきましょう。
① 現金(貯金)
特徴
- 元本保証があり、最も安全性が高い
- 必要なときにすぐ引き出せる流動性の高さ
- ただし、増えるスピードはほぼゼロ
日本では「貯金=安心」という価値観が強く、いまでも多くの家庭が銀行預金を中心に資産を管理しています。
確かに現金を銀行に置いておけば減ることはありません。災害や急な出費など、不測の事態に備える生活防衛資金としての役割は非常に大きいです。
しかし一方で、利息はほとんど期待できません。
リターン
日本の普通預金金利は 0.1〜0.2%程度。(2025年9月現在)
例えば100万円を1年間預けても、利息はわずか 100円〜200円 しかつきません。
さらに注意したいのが「インフレ」。
物価が上昇すれば、100万円の価値は実質的に減少します。つまり、数字は減らなくても「買えるものが減る」というリスクがあるのです。
💡 結論
現金は「守りの資産」。増やすためではなく、緊急時の備えや日常生活の安心のために持つべきです。

最近はインフレの影響で、現金の実質的な価値が少しずつ下がってきていますね。
インフレ対策に関してはこちらの記事でまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。


② 宝くじ
特徴
- 1枚300円から買える手軽さ
- 「一攫千金」の夢を見られる
- 抽選を待つワクワク感が魅力
日本人にとって、宝くじは年末ジャンボなどイベント的な存在でもあります。
「買わなければ当たらない」というフレーズのとおり、夢を買う感覚で多くの人が参加しています。
リターン
宝くじの最大の問題は「期待値が低すぎる」こと。
還元率は 約45%。つまり100円購入しても、平均的には45円しか戻ってこない計算です。
さらに、1等7億円の当選確率は 約1,000万分の1。これは、落雷に当たる確率よりも低い水準です。
💡 結論
宝くじは「投資」ではなく「娯楽」。現実的にお金を増やす手段ではなく、「もしも当たったら…」という夢を楽しむための出費と考えるべきです。
③ パチンコ
特徴
- 長年、日本で根強い人気を持つ娯楽
- 演出や台選びのスリル、勝負の達成感が魅力
- 短期的には大勝することもあり、中毒性が強い
パチンコは一見「勝てそう」と思わせる演出が多く、経験を積むと「立ち回り」で勝率を上げられるような錯覚を与えます。しかし、システム自体が胴元に利益が残るように設計されており、長期的にはプレイヤーが損をする仕組みです。
リターン
パチンコの還元率は 約85%。
つまり、1万円を使った場合、平均的には8,500円が戻り、残りの1,500円はホール側の利益になります。
もちろん短期的には勝てる日もあります。ですが続ければ続けるほど「トータルでは必ず負ける」計算です。
💡 結論
パチンコは典型的な「娯楽費」。
ストレス解消や趣味として割り切るのはアリですが、資産形成の手段と考えてはいけません。



※ギャンブルは、はあくまで気分転換。
依存しすぎないように、節度を持って楽しみましょう!
④ 競馬
特徴
- 日本で最も歴史が長い公営ギャンブルのひとつ
- レース観戦や予想を楽しめる「エンタメ性」
- 高配当の馬券を的中させれば一発逆転の可能性もある
競馬は単なるギャンブルにとどまらず、馬の成長や血統、騎手の技術などを含めて楽しむ文化としても根付いています。的中率やオッズを分析しながら馬券を買うのは「投資的」な感覚に近い部分もあります。
リターン
競馬の控除率(運営が差し引く割合)は 約25%。
つまり、プレイヤーに戻る還元率は 約75%。
1万円を賭けると、平均的には7,500円しか戻らず、残りの2,500円は運営に取られる仕組みです。
もちろん、万馬券を当てれば大きな利益になることもありますが、それはあくまで確率の低い一発勝負。
長期的に見れば損をするのが基本です。
💡 結論
競馬は「夢とエンタメを楽しむ手段」。
予想を楽しみ、仲間と観戦する時間そのものに価値を見出すのが正しいスタンスです。資産形成の方法としては不適切です。
⑤ 投資(株式・債券・投資信託など)
特徴
- リスクを取り、リターンを狙う仕組み
- 株式・債券・投資信託・REITなど選択肢が豊富
- 短期的には変動があるが、長期的にはプラスに収束しやすい
投資の大きな魅力は「複利の力」。利益を再投資することで、時間を味方にすれば資産は雪だるま式に増えていきます。
リターン
- 世界株式インデックス:平均 年4〜7%
- 債券:平均 年2〜4%
- 日本株:波が大きいが、長期的にはプラス傾向
例えば100万円を年5%で20年間運用すると、約 265万円 に成長します。
💡 結論
投資は「リスクを取るからこそリターンがある」。短期的には損をすることもありますが、分散投資・長期投資を徹底すれば、資産形成の最有力手段になります。
5つの比較表
手段 | 期待リターン(年間) | リスク・デメリット | 向いている人 |
---|---|---|---|
現金(貯金) | 0.001〜0.02% | インフレで価値が減る | 安全重視・緊急資金用 |
宝くじ | -55%(期待値45%) | 当たらない、夢を買うだけ | ワクワク感を楽しみたい人 |
パチンコ | -15%(還元率85%) | 依存リスク、長期では必ず負ける | 娯楽費として割り切れる人 |
競馬 | -25%(還元率75%) | 波が激しい、予想は難しい | レース観戦・趣味を楽しみたい人 |
投資 | 2〜7%(平均) | 元本割れの可能性あり | 長期で資産を増やしたい人 |
※投資は元本を保証するものではありません。リスクとリターンを検討のうえ、自己責任で行ってください。
シミュレーション:100万円を20年間使った場合
手段 | 20年後の予測額 | コメント |
---|---|---|
現金(貯金) | 約100万〜100.4万円 | ほぼ変化なし。インフレで実質目減り |
宝くじ | 約45万円(期待値) | 夢はあるがマイナス必至 |
パチンコ | 約85万円 | 娯楽としては楽しいが減る |
競馬 | 約75万円 | 一発逆転はあるが、平均では大きく損 |
投資(株式5%) | 約265万円 | 複利の力で資産が2.6倍に! |
※本記事はシミュレーションであり、投資を推奨するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。
まとめ
大事なのは「全部を投資に突っ込め!」という話ではありません。
生活費や急な出費に備える現金(生活防衛資金)をまずしっかり確保した上で、余裕資金を投資に回すこと資産形成の上で大切なポイントになります。
・現金:安心のために必要
・宝くじ・ギャンブル:娯楽として少額ならOK
・投資:長期的に資産を増やす主力
この役割をきちんと整理することで、お金との付き合い方がシンプルになり、余計な不安も減っていきます。
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