株価暴落でもNISAは続けるべき?やめない方がいい3つの理由とメンタルの保ち方

はじめに

株式投資をしていると、必ず一度は経験するのが「株価の暴落」です。

特にNISAで積立投資をしていると、

・評価額がどんどん減っていく
・含み損が増えていく
・このまま続けていいのか不安になる

といった感情に襲われることも多いのではないでしょうか。

実際に、

「もうやめた方がいいのでは?」
「一度売って様子を見た方がいいのでは?」

と考えるのは、ごく自然な反応です。

しかし結論から言うと、

暴落時こそNISAはやめずに続けるべきです

本記事では、暴落時でもNISAを継続した方がいい理由と、メンタルを保つための具体的な考え方を解説します。

目次

株価暴落時に起こる3つの心理

まずは、なぜ不安になるのかを整理しておきましょう。

① 資産が減る恐怖

評価額が減ると、「損をしている」という感覚が強くなります。

本来はまだ売却していないため確定損ではありませんが、人間は「減った」という事実に強く反応してしまいます。

さらに、この感情の背景には「損失回避バイアス」があります。人は利益よりも損失を強く嫌うため、少しの下落でも大きなストレスとして感じてしまいます。

その結果、冷静に考えれば保有を続けるべき局面でも、恐怖に負けて売却してしまうケースが多く見られます。

② 将来への不安

「このまま戻らなかったらどうしよう」
「もっと下がるのでは?」

こうした未来への不安が、冷静な判断を鈍らせます。

特に相場が急落しているときは、ネガティブな情報ばかりが目につき、「最悪の未来」を想像しやすくなります。しかし実際には、過去の市場は何度も暴落を乗り越えて回復してきました。

不安は自然な感情ですが、それに引っ張られて行動してしまうと、長期投資のメリットを失ってしまいます。

③ 周囲やSNSの影響

暴落時には、

・「今すぐ売るべき」
・「まだ下がる」

といった極端な意見が増えます。

これに影響されると、自分の投資方針を見失いやすくなります。

特にSNSは強い言葉や極端な意見ほど拡散されやすく、不安をさらに煽る構造になっています。

本来は人それぞれ資産状況や投資目的が異なるにもかかわらず、他人の判断をそのまま自分に当てはめてしまうと、大きな失敗につながる可能性があります。

みらい

資産形成は長期投資が重要です。周囲に流されず、自分の投資方針を貫くことが何より大切です。

暴落時のNG行動と対処法については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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暴落時にやってはいけない行動

ここで一番重要なのが、「NG行動」を避けることです。

① パニック売り

恐怖に負けて売却してしまうと、

安値で手放すことになり 回復の恩恵を受けられなくなります

暴落時は「これ以上下がったらどうしよう」という恐怖が先行し、冷静な判断が難しくなります。しかし、多くのケースでは市場は時間をかけて回復してきました。

パニック売りをしてしまうと、その回復局面に参加できず、結果的に大きな機会損失となります。特に長期投資では、一時的な下落よりも“持ち続けること”の方が重要です。

② 積立をやめる

暴落時に積立を止めてしまうと、

安く買えるチャンスを逃すことになります

積立投資の最大のメリットは「価格が下がったときに多く買えること」です。つまり暴落時こそ、将来のリターンを高める重要な局面です。

しかし不安から積立を止めてしまうと、この“割安で仕込めるチャンス”を自ら放棄することになります。結果として平均取得単価も下がらず、回復時の利益も小さくなってしまいます。

③ 情報に振り回される

短期的なニュースやSNSの意見に流されると、

感情的な売買をしてしまう可能性が高くなります

暴落時は特にネガティブな情報が溢れ、「まだ下がる」「今が危険」といった極端な意見が増えます。しかし、それらの多くは短期的な視点に偏っており、長期投資とは相性が良くありません。

他人の意見に振り回されると、自分の投資方針がブレてしまい、一貫性のない行動を取ってしまいます。大切なのは、事前に決めたルールを守り続けることです。

それでもNISAを続けるべき3つの理由

ここまで見てきたように、暴落時には多くの人が感情に流されてしまいます。
しかし、こうしたNG行動を避けることができれば、むしろ暴落は資産形成のチャンスにもなります。

ではなぜ、株価が下がっている局面でもNISAを続けるべきなのでしょうか。
次に、その具体的な理由を3つに分けて解説していきます。

① ドルコスト平均法の効果が最大化される

積立投資の強みは、

👉 価格が安いときに多く買えること

暴落時はまさにこの状態です。

つまり、

将来のリターンを高めるチャンス

でもあります。

さらに重要なのは、価格が下がる局面では同じ金額でも多くの口数(株数)を取得できる点です。
これにより平均購入単価が自然と下がり、相場が回復した際により大きな利益につながります。

逆に、暴落時に積立をやめてしまうと、この最大のメリットを活かせません。

積立投資は「続けること」そのものが戦略です。

② 長期投資では暴落は一時的

過去を振り返ると、

・リーマンショック
・コロナショック

どの暴落も最終的には回復しています。

短期的には大きく下がっても、

長期では成長してきたのが株式市場です

歴史的に見ると、株式市場は何度も危機を乗り越えながら右肩上がりで成長してきました。
暴落のたびに「もう終わりだ」と言われますが、結果としては回復し、さらに高値を更新してきたのが現実です。

短期の値動きに注目すると不安になりますが、長期目線で見れば暴落は通過点にすぎません。この視点を持つことが非常に重要です。

暴落の歴史から学ぶ資産防衛術については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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③ NISAの非課税メリットを活かせる

NISAの最大の魅力は、

👉 利益が非課税になるこです。

しかし、途中で売却してしまうとそのメリットを十分に活かせません。

特に長期投資では、複利の力によって利益が雪だるま式に増えていきます。
その過程で得られる利益がすべて非課税になるのがNISAの強みです。

暴落時に売却してしまうと、その後の回復による利益を逃すだけでなく、非課税の恩恵も小さくなってしまいます。NISAは「長く持つほど有利な制度」であることを意識することが大切です。

NISAのメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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メンタルを崩さないための考え方

ここが本記事の一番大事なポイントです。

ここまで見てきた通り、暴落時でもNISAを続けることには明確なメリットがあります。
しかし、頭では理解していても、実際に資産が減る局面では不安や恐怖を感じるのが普通です。

だからこそ重要なのは、「知識」だけでなく「考え方」です。
メンタルを安定させるための視点を持っておくことで、暴落時でも冷静な判断ができるようになります。

次に、相場が荒れているときでもブレないための考え方を解説していきます。

① 「評価額は一時的な数字」と考える

暴落時の含み損は、

👉 あくまで“途中経過”です

売らない限り確定しないため、

必要以上に気にする必要はありません。

株価は日々変動するため、評価額も常に上下します。しかしそれは「その時点での価格」に過ぎず、最終的な結果ではありません。

長期投資において重要なのは“最終的にいくらで売るか”であり、途中の値動きに一喜一憂する必要はありません。この視点を持つだけで、短期的な下落へのストレスは大きく軽減されます。

② 暴落=セールと捉える

投資の視点を変えると、

👉 暴落は「割引セール」です。

同じ商品を安く買えると考えると、見え方が変わります。

通常の買い物であれば「安くなったら買う」のが当たり前ですが、投資では逆に恐怖を感じてしまいがちです。しかし本質は同じで、優良な資産を安く買える機会はむしろ歓迎すべきものです。

暴落時にこのように捉えられるようになると、恐怖ではなく“チャンス”として冷静に行動できるようになります。

みらい

底値を正確に見極めることは、誰にもできません。
だからこそ、無理にタイミングを狙うのではなく、買い過ぎには注意が必要です。

③ 未来ではなく“ルール”に従う

「今後どうなるか」を考えるより、

👉 自分のルールに従うことが重要です

例:

・毎月積立を続ける
・売却しない
・分散投資を維持する

相場の未来を正確に予測することは、プロでも不可能です。そのため「予測」ではなく「ルール」で動くことが、長期投資では最も合理的な戦略になります。

あらかじめ決めたルールに従って行動することで、感情に左右されることなく安定した投資を続けることができます。結果として、この一貫性が長期的なリターンの差につながります。

【体験談】暴落でも続けて良かったと実感した瞬間

私自身、投資を続ける中で何度も大きな下落を経験してきました。

特に印象に残っているのは、
1日で約50万円近く資産が減ったときです。

さらに、相場が不安定な時期には、
1カ月で100万円以上の下落を経験したこともあります。

当時は、

「このまま下がり続けたらどうしよう」
「一度売った方がいいのでは?」

と不安になったのも事実です。

しかし結果として、

👉 一度も売却せず、積立も継続しました

その後、相場は時間をかけて回復し、
現在では資産全体としてしっかりと利益が出ています。

この経験から強く感じたのは、

👉 暴落中の判断が、その後の結果を大きく左右するということです。

もしあの時、恐怖に負けて売却していたら、

・損失を確定させるだけで終わり
・回復の恩恵を受けられない

という結果になっていたと思います。

逆に、売らずに持ち続けたことで、結果的に資産は増えました

暴落時はどうしても「今の損失」に目が向いてしまいます。

しかし長期投資においては、

一時的な下落よりも“続けること”の方が圧倒的に重要です

この経験があるからこそ、今では暴落が来ても、

「また来たか」
「安く買えるタイミングだな」

と、以前よりも冷静に受け止められるようになりました。

暴落を乗り越えて資産5000万円以上を達成した体験については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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まとめ

株価の暴落は避けられません。

しかし、

・パニック売り
・積立停止
・情報に振り回される

といった行動を避けることで、資産形成の成功確率は大きく上がります。

そして何より重要なのは、

👉 暴落時でもNISAを続けることです。

短期的な不安に振り回されず、

・長期目線
・分散投資
・積立継続

を守ることが、最終的なリターンにつながります。

最後に

暴落は怖いものですが、

正しい知識と考え方があれば乗り越えられます。

むしろ、

資産形成を加速させるチャンス

でもあります。

焦らず、ブレず、コツコツと。

それがNISAを最大限活かす一番の近道です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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