窓際FIRE入門⑥|頑張りすぎない働き方のコツ

会社員時代、頑張りすぎて自分を追い詰めていた僕が、資産形成による余裕をきっかけに気づいたことをまとめました。

定時退社、100点主義をやめる、評価を気にしない、健康を大切にする。

この4つの気づきが、自分らしい働き方への転機になりました。同じように頑張りすぎている方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。

目次

定時で帰る勇気

以前の僕は、「残業するのは当たり前」だと思っていました。

時間を使ってでも成果を出さなければいけない。そう思い込んで、毎日当たり前のように残業をしていました。

頑張り続けていた理由は「余裕のなさ」だった

今振り返ると、あの頃なぜあんなに頑張り続けていたのかというと、単純に「会社という居場所を失うわけにはいかない」という不安があったからだと思います。資産がなければ、収入が減ることも、評価が下がることも、すべてが直接生活に響いてくる。だからこそ、多少無理をしてでも成果を出し続けるしかありませんでした。

働き方を変えられたきっかけは、資産が少しずつ積み上がっていったことでした。窓際FIREとして資産形成を進めていく中で、「別にここまで無理して頑張らなくても、生活は揺らがない」という感覚が生まれてきたのです。

定時で帰ることへの恐怖

とはいえ、最初から堂々と定時で帰れたわけではありません。頭では「資産があるから大丈夫」と分かっていても、いざ定時で帰ろうとすると、正直、怖かったです。

周りがまだ働いている中で、自分だけ先に席を立つ。「サボっていると思われないか」「やる気がないと評価されるのではないか」。そんな不安でドキドキしながら、それでも「資産という後ろ盾がある」という事実を支えに、勇気を出して行動し続けました。

行動してみて分かったこと

実際に行動してみると、拍子抜けするくらい何も起きませんでした。

周りは誰も、僕が何時に帰ったかなんて気にしていませんでした。

結論から言うと、早く帰ったことによる仕事への悪影響は何もありませんでした。むしろ早く家に帰れるようになったことで、プライベートの時間が充実するようになりました。

これまで「残業しないと評価が下がるかもしれない」と思い込んでいたのは、資産という余裕がなかった頃の自分が作り出していた不安だったのだと、今なら分かります。資産があるという安心感は、行動する勇気そのものを後押ししてくれるのだと実感しました。

必要以上に頑張らなくていいと気づけた

資産があることの本当の価値は、「働かなくていい」ということではなく、「必要以上に頑張らなくていい」と思えるようになることだと感じています。

会社にしがみつく必要がないという感覚があると、無理に成果を積み上げようとする力みが自然と抜けていきます。その結果、時間内に仕事を終わらせるという意識が生まれ、業務効率を上げる工夫を考えたり、優先順位をはっきりさせたりするようになりました。「早く帰る」という目標ができたことで、仕事にもかえってメリハリがつくようになりました。

だらだらと時間をかければ良い成果が出るわけではなく、自分のペースで、限られた時間の中で成果を出すことの方が、結果的に自分にとっても会社にとってもプラスになるのだと実感しています。

残業が当たり前だと思い込んでいたのは、資産という後ろ盾がなかった頃の自分の不安だったのかもしれません。資産形成によって生まれた心の余裕が、「自分のペースでプライベートを大切にしながら生活する」という選択肢を与えてくれました。

窓際FIREは、会社を辞めることだけがゴールではありません。資産という余裕を味方につけて、必要以上に頑張らずに、自分らしい働き方・生き方を選べるようになること。それこそが、資産形成を続ける一番の意味なのだと思っています。

仕事は100点を目指さない

100点を目指すという思考の限界

「完璧を目指さなければ」「100点を取らなければ」という思考には、実は限界があります。完璧さを追い求め始めると、直すべき箇所はいくらでも見つかりますし、こだわればこだわるほど、キリがなくなっていきます。

決められた時間内でできることをやる。これが基本のスタンスです。完璧を目指してしまうと、いつまで経っても仕事は終わりません。仕事における「終わり」は、完璧になった瞬間ではなく、時間内でやるべきことをやり切った瞬間に設定するべきなのだと思います。

残業して時間を捻出するのをやめる

以前の僕は、仕事で足りない部分があれば、残業していくらでも時間を捻出すればいいと考えていました。時間さえかければ、完成度は上がっていく。そう思い込んでいたのです。

しかし、時間をかければかけるほど良い仕事になるかというと、実際はそうではありませんでした。限られた時間の中で仕事をすることを大切にする方が、結果的に効率も質も上がっていくと今は感じています。

メリハリをつける

すべての仕事に全力で取り組む必要はありません。仕事の中には、しっかり力を入れるべき部分と、ある程度力を抜いても問題ない部分があります。この見極めをせずに、何にでも100点を目指そうとすると、体力も気力も持ちません。

重要度の高い仕事には集中して力を注ぎ、そうでない仕事は「及第点でよし」とする。このメリハリこそが、限られた時間の中で成果を出し続けるための鍵だと感じています。

「絶対に失敗できない」というプレッシャーから離れる

「絶対に失敗はできない」というプレッシャーのもとで仕事をし続けることは、精神衛生上あまり良くありません。常に完璧を求められている感覚は、じわじわと心をすり減らしていきます。

多少の失敗は誰にでもあるものですし、そこから学べばいい。そう考えられるようになると、仕事に対する肩の力が抜けて、かえって落ち着いて取り組めるようになります。

仕事は100点を目指さなくていい。決められた時間の中で、力を入れるべきところに集中し、それ以外は力を抜く。このバランス感覚を持つことが、長く働き続けるためにも、心の健康を保つためにも大切だと思っています。

完璧を目指すことをやめると、案外、仕事はうまく回り始めるものです。

周囲の評価を気にするのをやめた

評価ばかりが気になっていた日々

以前の僕は、とにかく周囲の目が気になって仕方がありませんでした。昇進できるかどうか、人事査定でどう見られているか、周りからどう思われているか。仕事をしているつもりが、実際には「評価されるための行動」ばかりを選んでいたように思います。

取引先の反応、部下の顔色。誰かの一言や態度に、一喜一憂しながら働く毎日でした。振り返ってみると、自分の意思で動いているというより、周囲に振り回されてばかりの時間だったと感じています。

なぜそこまで気になっていたのか

なぜあれほど評価が気になっていたのかを考えると、根っこにあったのは「会社への依存」だったと思います。昇進できなければ収入も上がらない、社内での立場も弱くなるかもしれない。会社という一つの居場所、一つの収入源にすべてを頼っていたからこそ、そこでの評価がすべてであるかのように感じてしまっていたのです。

評価を気にすること自体が悪いわけではありません。ただ、会社にしか頼れるものがない状態では、評価が行動の判断基準の中心になるのは、ある意味で自然なことだったのだと思います。自分が何をしたいのか、何を大切にしたいのかは、いつの間にか置き去りになっていました。

資産という余裕が、評価から離れることを後押ししてくれた

この状態が変わり始めたのは、資産形成を進めていく中で、少しずつ「余裕」が生まれてきたことがきっかけでした。会社からの評価がすべてではない、会社に依存しなくても生活は成り立つ。そう思えるようになったことで、評価を気にして仕事をすることを、意識的にやめてみようと思えたのです。

もちろん、最低限のマナーや誠実さは大切にしたうえで、「どう見られるか」よりも「自分がどう納得できるか」を基準にするようにしました。取引先や部下の反応に振り回されるのではなく、必要なことは伝え、判断すべきことは自分の考えで判断する。そうした姿勢に変えていきました。

資産という後ろ盾があったからこそ、「評価が下がっても、生活が揺らぐわけではない」という安心感を持って、この一歩を踏み出せたのだと思います。

気にするのをやめて変わったこと

実際にやめてみると、想像していたよりも大きな問題は起きませんでした。むしろ、周囲の反応に一喜一憂する時間が減った分、目の前の仕事に集中できるようになったと感じています。

評価を基準にしていたときは、常に誰かの視線を意識してエネルギーを使っていました。その意識がなくなると、単純に気持ちが軽くなります。人間関係のストレスも減り、自分のペースで働けるようになったのは、想像以上に大きな変化でした。会社への依存が薄れたことで、会社との関係も、対等に近い距離感で見られるようになったと感じています。

昇進や査定、周囲の目を完全に無視することは難しいかもしれません。それでも、資産という余裕を持ち、会社への依存を少しずつ手放していくことで、それらを行動の中心に置かずに働けるようになります。

誰かに評価されるためではなく、自分が納得できるかどうかを基準に働く。
その土台を支えてくれているのは、日々積み上げてきた資産という余裕なのだと、今は実感しています。

健康は最大の資産

無理して働いていた頃の健康

以前の僕は、毎日早朝出勤し、残業をこなし、成果主義のプレッシャーの中で無理を重ねて働いていました。振り返ってみると、その頃は体調不良が続いていたように思います。

寝ても疲れが取れない、なんとなく体が重い。それでも「これくらい大丈夫」と自分に言い聞かせながら、無理を続けていました。

体調不良のまま働くことの代償

体調がすぐれない中で仕事をしていると、些細なことでイライラしたり、必要以上に落ち込んだりすることが増えていきます。本来のパフォーマンスを発揮することができず、仕事の質そのものが落ちていきました。

さらに厄介なのは、不機嫌な状態で仕事をしていると、それが周りにも伝わってしまうことです。自分一人の問題のつもりでいても、実際には職場の空気や周囲との関係にも影響が出てしまいます。体調管理は、自分だけの問題ではないのだと痛感しました。

家に帰ってもぐったり、休みの日も動けない

平日は家に帰ってもぐったりして、何をする気力も残っていません。休みの日になっても、外出しようという気持ちすら湧いてこない。仕事のためだけに生きているような感覚で、仕事も生活も、両方ともボロボロの状態でした。

この状態が続いたとき、「そこまでして働く必要はない」と強く思うようになりました。何のために働いているのか分からなくなるほど、心身をすり減らしていたのだと思います。

健康は生活の基本になる

家族との時間も、お金も、好きなことも、すべて大切なものです。しかし、それらを楽しむためには、そもそも健康であることが前提になります。健康を失ってしまえば、どれだけ資産があっても、どれだけ好きなことがあっても、それを十分に味わうことができません。

その意味で、健康こそが最大の資産なのだと感じています。お金の資産は、時間をかければまた積み上げ直すことができますが、健康は一度大きく崩してしまうと、簡単には元に戻りません。だからこそ、他の何よりも優先して守るべきものなのだと思います。

無理をして働き続けた先に得られるものよりも、健康を保ちながら働き続けることの方が、結果的に長い目で見て多くのものを守ってくれます。

家族との時間も、お金も、好きなことを楽しむ時間も、すべては健康という土台があってこそ成り立つものです。今、無理を重ねて働いている自分がいるなら、一度立ち止まって、健康という一番大切な資産を見つめ直してみてほしいと思います。

【免責事項】
本ブログの情報は、筆者個人の経験や見解をもとにした情報提供を目的としたものであり、特定の投資や金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れなどのリスクが伴います。実際の投資・資産運用の判断は、ご自身の責任のもと行っていただくようお願いいたします。なお、本ブログの情報によって生じたいかなる損害についても、筆者は責任を負いかねます。投資に関するご相談は、金融機関や専門家にご相談ください。

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