資産形成を続けていると、どうしても意識は「お金」に向きがちです。
例えば
- 株式投資
- 投資信託
- 資産額
- 配当金
どれも大切です。実際、資産形成の過程ではこれらの数字を確認する機会が増えます。証券口座を開き、評価額の増減を見ながら将来の資産を想像する。こうした行動は資産形成を続けるモチベーションにもなりますし、投資をしている実感にもつながります。
しかし、過去に体調を崩した経験から改めて感じたことがあります。
それは健康こそ最大の資産ではないかということです。
投資で数万円増えることよりも、体調を崩さず働き続けられることの方が、実ははるかに大きな価値を持っているのではないかと感じました。健康を失うと仕事だけでなく日常生活にも影響が出ます。投資どころではなくなることもあります。
体調を崩すと仕事に影響が出ます。
例えば
- 休み
- 遅刻
- 早退
- 欠勤
- 場合によっては休職
などです。
そうなると問題になるのが経済的損失です。
体調不良は単に「体がつらい」という問題だけではありません。会社員にとっては収入、評価、将来の昇給などにも影響する可能性があります。長い目で見ると、健康状態は家計や資産形成にも深く関わってくる問題だと感じます。
今回は窓際FIREという働き方と健康、そして体調不良による経済的影響について考えてみたいと思います。
体調を崩すと資産形成は止まる
会社員にとって収入の源は労働です。そのため体調を崩すと仕事に影響が出ます。
例えば
- 欠勤
- 遅刻
- 早退
- 有給の消化
などです。
仮に年収500万円の会社員の場合、単純計算すると
500万円 ÷ 240労働日= 1日あたり約2万円
の労働価値になります。
もし体調不良で10日休んだ場合
2万円 × 10日= 約20万円
の労働価値になります。
有給で補填できる場合もありますが、有給を使い切れば欠勤扱いになる可能性もあります。さらに評価やボーナスに影響するケースもあります。
また、体調不良が続くと業務の引き継ぎや周囲の負担増など、職場での立場にも影響が出ることがあります。結果として評価が下がる可能性もあり、将来的な昇給や賞与に間接的な影響が出ることもあります。
つまり体調不良は
収入減のリスク
にもつながるのです。
資産形成は「働いて投資する」ことで成立しています。健康を崩すとその前提が揺らぎます。
みらい僕自身も、仕事がピークで忙しかった時期には体調を崩しながら無理をして働いていたことがあります。今振り返ると、決しておすすめできる働き方ではありません。
遅刻・欠勤の積み重ね
大きな病気だけでなく、日常的な体調不良も影響があります。
例えば
- 月に1回の欠勤
- 体調不良による遅刻
- 通院による早退
などです。
仮に月2日欠勤した場合
2万円 × 2日= 月4万円
年間では
4万円 × 12ヶ月= 48万円
もちろんすべて給与カットになるわけではありませんが、評価や賞与への影響も考えると無視できない金額です。
また、遅刻や早退が増えると「仕事の安定性」という点で評価が下がる可能性もあります。企業によっては勤怠状況が人事評価に含まれる場合もあり、長期的には昇給ペースに影響することもあります。
健康管理は単なる生活習慣の問題ではなく、
経済的な問題でもある
と感じます。
休職という選択と収入減
体調不良が長引くと、休職という選択になる場合もあります。
日本には傷病手当金という制度がありますが、支給額は給与の約3分の2です。
例えば月収40万円の場合
40万円 × 2/3= 約26万円
つまり月14万円の収入減です。
もし半年休職した場合
14万円 × 6ヶ月= 約84万円の収入減になります。
さらにボーナス減額なども考えると100万円以上の損失になる可能性もあります。
また休職期間が長くなると、職場復帰後の配置や業務内容が変わることもあります。場合によってはキャリアの方向性が変わることもあり、長期的な収入に影響が出るケースもあります。
体調不良は単なる健康問題ではなく、家計にも大きな影響を与える可能性があります。
治療費という直接的な出費
体調不良になると収入だけでなく支出も増えます。
日本は医療保険制度がありますが、自己負担は3割です。
例えば通院の場合
- 診察料
- 薬代
- 検査費用
などがかかります。
通院1回3000〜5000円とすると
月4回通院の場合
5000円 × 4回= 約2万円
薬代や検査費用を含めると
月3〜5万円になることもあります。
もし半年続いた場合
5万円 × 6ヶ月= 30万円になります。
また体調が悪いと生活の効率も落ちます。自炊ができず外食が増えたり、家事が負担になったりすることもあります。そうした小さな支出も積み重なると家計に影響します。
つまり体調不良は
- 収入減
- 医療費増加
という二重の負担になることがあります。



体調不良の影響は収入減だけではなく、仕事の生産性が低下する可能性もありますね。
体調不良の生涯的損失シミュレーション
体調不良の影響は短期だけではありません。長期的に見ると大きな金額になる可能性があります。
ここで簡単なシミュレーションをしてみます。
前提条件
- 年収500万円
- 労働日数240日
- 1日あたり2万円
とします。
この前提は平均的な会社員のモデルケースですが、収入が高い人ほど1日の労働価値はさらに大きくなります。つまり健康状態の影響も大きくなる可能性があります。
ケース① 年間5日の体調不良
年間5日仕事に影響が出た場合
2万円 × 5日= 年間10万円
これが30年間続いた場合
10万円 × 30年= 300万円
ケース② 年間10日の体調不良
年間10日影響が出た場合
2万円 × 10日= 年間20万円
30年間では20万円 × 30年= 600万円
ケース③ 人生で一度の休職
半年休職した場合
収入減約100万円とすると
年間10日の体調不良(30年)600万円+休職1回100万円=合計約700万円
もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、健康状態は長期的に家計へ大きな影響を与える可能性があります。
窓際FIREと健康
窓際FIREという働き方は
- 出世競争から距離を置く
- 無理をしない働き方
- 精神的な余裕
という特徴があります。
過度な競争や長時間労働は体にも心にも負担がかかります。
その点、窓際FIRE的な働き方は
無理をしすぎない働き方
とも言えるかもしれません。
もちろん仕事が楽でも体調を崩すことはあります。しかしストレスを減らすことは健康維持にとって大きな意味があります。働き方を調整することも、長期的には健康投資の一つと言えるのかもしれません。
資産形成だけでなく
長く働くための健康
も大切だと感じています。
窓際FIREの働き方については、こちらの記事にまとめています。ぜひ参考にしてみてください。


健康への投資
投資というと
- 株式投資
- 投資信託
- 不動産
などが思い浮かびます。
しかし長期的に考えると健康への投資も非常に重要です。
例えば
- ジム代 月8000円
- 健康的な食事 月5000円
- 定期検診 年1万円
年間で約20万円ほどかかるかもしれません。
しかし体調不良による損失が数百万円になる可能性を考えると
健康投資はリターンの高い投資とも言えます。
健康な状態で長く働けることは、それ自体が大きな経済価値を生みます。
まとめ
今回のポイントをまとめると
- 体調不良は収入減につながる可能性がある
- 休職すると数十万〜100万円以上の損失もあり得る
- 医療費などの支出も増える
- 生涯では数百万円規模の損失になる可能性がある
- 健康は資産形成の基盤
投資や資産形成は大切ですが、その前提となるのは
健康です。
窓際FIREという働き方を長く続けるためにも
健康への投資
も意識していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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